日曜大工への道


日曜大工をするようになったのは最近だが、もともと何かを作ったりいじくったりするのは好きな方だった

いつ頃からそんな風になったのかというと、若かりし学生の頃、にハマっていた時代にさかのぼる
暇さえあれば車をいじっていた
当然お金もなかったので乗ってる車は故障ばかり
幸いにも世話の焼ける車だった

その後は車の競技にも出たが、とにかくお金がなかったので部品の交換など出来るものはなるべく自分でやってみた

夢はエンジンを乗せ換える事 なんて訳の解からない時もあった

そしてアルバイトで始めた水道工事のダンプの運転
現場監督というものに始めて出会った
アルバイトの立場から見て素晴らしい職業に見えてしまった

文系の経済学部に通っていたのだが、実はあまり経済に興味があった訳でもなく、いつしか現場監督になりたいと思うようになっていた
就職活動の時期まわりの仲間たちは銀行や証券会社などをまわる中、1人で建設会社をまわった

幸にも会社が決まりめでたく現場に配属になった
そして自分のイメージとは少し違った仕事であったが物凄く多くの事を学んだ
なんと言ってもビルが完成したときに感じた作るよろこび。
とても凄かった。

やがてバブルの崩壊とともに死ぬ程忙しかった仕事もやや陰りを見せ始めた
そこで今度は営業部へ配属になる
ここでもやはり数多くの事を学ばせてもらった

しかし仕事では建物に対して本当に細かいところまで気になってしまう
ファミリーレストランやいろいろな店に入っても仕上がりや納まりが気になった事もあった

自分で日曜大工をやってみることでいろいろなことが変わってきた

例えば壁などに仕上げ材として貼るタイルのかたちというのは、1枚1枚が本当に精度良く作られているので、曲がったりデコボコなところに貼るとものすごく気になってしまう
しかし外国のものなどは良く見ると大きさが意外とまちまちである
向こうは下地を保護したり、表面のよごれや滑りなど、機能的な目的を重視した考え方からなので何も問題はないのだ
そういう考えからすると多少曲がっても、それがいい雰囲気にさえ見えてしまう
こういう感覚がとても好きになってきた

日曜大工の場合はだだの下手と言うのもあるが、あまり見栄えばかり気にするととても疲れてしまう
手軽にはじめて気にせず終わる
こういう楽しみ方が自分にはピッタリあっているような気がする
そんな今までの経験や知識をもとに、気楽に日曜大工を楽しむようになったのでした

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