えんのしたの魚たち
崩壊のピンチ

イナヅマの死

2004年3月9日


イナヅマヤッコが死んでしまった。

ina
近頃少し水槽の様子がおかしかった。
2週間くらい前から他の魚には少し病気が出始めていた。
イナヅマヤッコは特に病気が出ているようでもなかったが3日くらい前から餌に興味を示さず隅の方に 隠れていた。
それまでは至って元気で餌をもりもり食べ体型もふっくらしてとても調子良かったはずなのに。

何よりとても大切にしていた魚だっただけにとてもショックだった。
今までは水質が安定してから白点がポツンポツンと出ても水換えをすれば2・3日で治まっていた。
昔は苦労した病気だが完全に甘く見ていた。
しかし今回はなかなか直らなかった。
というか少しづつではあるが増えている。
また訳の解らない寄生虫かとも思いあと1日、あと1日と回復を期待して水換えをし待ち続けたがもう やばくなってきた。
いつもクマノミだけは大丈夫なのだが、そのクマノミにも点々が結構ついている。
イナヅマヤッコが死んでしまったしこれは相当やばいと思い病気の治療を行なう事にした。
試しにクマノミを淡水浴してみた。
寄生虫であれば少しはとれるのだが白点病は皮膚に入り込んでいるので効かないはず。
10分後よく見ると変化なし。
やはり白点病だ。
どうして好調だった水槽が突然おかしくなったのか全く心あたりはなかった。
2週間の間何度か水換えをしたがどうも良くならず他の魚も心なしか餌食いが悪い。
ふと濾過水槽を見てみるとやけに水位が高い。



dou
4つに仕切った濾過槽は本来、上下上下と濾材を通って行くはずが仕切りの上を通過してしまっている。
この水槽を作る時確かに何かつまった時溢れないでそのままオーバーフローパイプヘ流れるような高さ関係 にしておいたのだった。
それ自体はとてもうまく機能していたのにまさか濾材が目詰まりしていたとは。
こんな事も予想して作った濾過水槽だったが本当にこんな事が起こるとは思ってもいなかった。
これが不調の原因だ。
水はポンプによって循環しているだけで全く濾材を通過していなかったのだ。

sukima
幸いプロティンスキマーを使う為にもう1段上に昔使っていた35cmの水槽を設置しそこへスキマーと外部 濾過1台分の濾材を入れていた。
これだけで水を濾過していたのだった。
調子が悪くなるはずだ。





そういえば最近赤いべトッとしたコケが所々生えていた。

koke
これは濾材の目詰まりによる場合が多いと何かで読んだ事があった。
この時気づいていればイナヅマヤッコは死ななくて済んだかもしれない。
とにかく何とかしなければまた魚が死んでしまう。
気づいた時にはもう夜の11時半を回っていた。
考えていても仕方ない。
何時までかかるか解らないがとりあえず濾過水槽の水を抜いた。
そして魚を出してろ材を出すと海水は真っ黒でドロドロだった。
水槽をきれいに洗って濾材を軽く濯ぎ今度は少しだけ改良して再びセットした。
時間があればいろいろ対策を練るのだが時間はすでに3時になっていた。
急いで抜いた分の海水を作った。
白点病治療も行なうので2匹のスカンクシュリンプを捕まえ、たっぷり水合わせをして60cm海水水槽へ移動 した。
dou こっちにも白点病が移ってしまうかもしれないと思ったがもうくたくただったので気にせず入れてしまった。
スカンクのおかげで90cmはぐちゃぐちゃで水は濁りまくっていた。
更に少し水を抜いて新しい海水を入れた。
そして銅イオンを入れてとりあえず作業終了した。
薬は入れたくなかったが今回はとてもやばそうだったので入れてしまった。

それから片付けをしてシャワーを浴びふとんに入ったのは5時だった。
1時間半もすれば起きる時間だと思った瞬間寝ていた。
長い1日だった。
しかし濾材は軽くではあるが洗ってしまったし、海水は大部分抜いたとは言えひっかきまわわしてしまったし、 更に魚は白点病になってしまっていて、無事元の状態に戻るだろうか本当に心配である。



最大のピンチ
2004年3月15日
その後濾過水槽のホンソメワケベラ、90cm海水水槽のソラスズメが死んだ。
魚を飼い始めて4年が経過しようとしているが今までは多少のトラブルはあったが何となく順調であった。
しかし今回は濾材が目詰まりし濾過水槽を掃除しなければならないという事態が起こってしまった。
水槽をいじる事は非常に良くないし、ましてや濾過槽を洗ってしまっては話にならない。
これは初めての経験だが更に病気の治療のため薬まで入れてしまっているのだった。
濾過が不安定になっているうえに水まで悪くしてしまったので魚には相当なダメージがあると思う。

hakuten
そしてとうとうタテキン模様になってきたうずまきが死んでしまった。
まさかと思った。
原因は白点病かもしれない。
体には白点が付いていた。
餌を与えても食べないと思っていた翌日、隅で脅えていたと思ったら突然体が横に向いてしまった。
そして数分後逆さになり死んでしまった。
とても元気だった魚があっと言う間に死んでしまった。
というよりちょっとした不注意から水質が悪化し病気になりやがては死なせてしまったのだ。
6cmくらいのうずまきがだんだん大きくなりタテジマ模様に変って行く姿を家族で楽しみに見ていて自然 の不思議さを実感させてくれた魚だった。
今回は水質の悪化の恐ろしさを思い知らされた。
しかしまだ病気が治まっていないので不安は続くのであった。



2004年3月17日
白点病が治まった。
以前の時よりも長くかかった。
確か白点病の虫のサイクルからいって5〜6日で完全に居なくなるはずであるが今回は8日間もかかりまた 白点病でなく変な寄生虫で苦しむのかと心配した。
あとは4・5日がまんしてその後多目に水換えを行なえば完璧だろう。
しかし今回はほんのちよっとした不注意から大切な魚を死なせてしまった事については深く反省している。
イナヅマもウズマキももう2・3年前から生活を共にしてきたようなものでとても愛着があっただけに本当に 悔やまれる。

hakuten
ウズマキと一緒に入っていたサザナミヤッコも同じくらい白点が付いていた。
しかし体力があったのか元気に回復した。
多分ウズマキとはほんの少しの差だったのだろうと思う。
もう少し早く気づいてやれれば助かったのではと思うと悔やまれて仕方ない。