えんのしたの魚たち

ペアー
カクレクマノミは一度水槽に落ち着いてしまうと、確かに非常に丈夫な魚だった。

今までの苦労は何だったのかと思うほど。

普段は体をくねらせ泳ぐ姿はなんとも可愛らしいが、意外にも俊敏に泳ぐ事もある。

性格はやはりスズメダイの仲間らしく、テリトリー意識が強いので、複数の飼育には注意が必要になる。

クマノミは雄性先熟の性転換をする事が知られていて、若い個体はみんな雄で大きく育ったものが雌になるという。


近頃人間界でも性転換が行われているが、自然界では当然のように行われ、広い海の中で子孫を繁栄してきているとはなんとも不思議な感じがしてしまう。

水槽の中でも本来のように、数匹の中で強い1匹が大きくなって雌になり、相棒を選ぶようにしてあげればいいのだろうが、そこまでの余裕はなく体の大きいカクレクマノミを見つけてきて、無理やりくっつけてみた。

始めはけん制し合ってたが、何となく落ち着いたようだった。

我が家では無理やりペアーと思い込んでいるが、実際は気に入っているのかどうかは定かでない。

海水魚の場合、同種間では激しく争う事が多いので、こうして仲良く寄り添って泳ぐ姿は見ていて大変気持ち良いもの。

2匹で泳ぐカクレクマノミの姿を見ていると、当然のようにイソギンチャクがいないのが気になってしまう。

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